2005年のマーケットで注目される
素材、デザイン、カラー及び釦・付属をモデル着用で紹介し、
ニューヨーク・東京の最新情報を解説するセミナーが開催されました。
当日は組合関係者の他、アパレル企業関係の方や服飾専門学校の
生徒の方にも多数ご参加いただき、
会場は70名を越す聴講者の方で大変賑わいました。

今回のNYリサーチから、ニューヨークの街が大きく変わりつつあるのを実感いたしました。これまで、NYのファッションの中心であったマジソンアベニュー、5Thアベニューの集客が衰え、その中心がダウンタウンのにぎわいに移りつつあります。
 
ダウンタウンはソーホーを中心にストアのオープンが目白押しです。有名なセレクトショップのジェフィリーの開店を始めとして相次いで人気のある有名店が進出。レストラン、クラブなどが立ち並び夜中の3時まで人で賑わっています。
そんなダウンタウンの街の中で注目されているのはデニム。日本でも同様の傾向がありますが、安いデニムよりハイクオリティー、ハイセンスのデニムが人気を集めています。米国でデニムというのは100ドル以上の物を差し、マーケットで人気を博しているのは120ドル。高いものになると280ドルのものが売れていて、価格的に見ると、高いものになるほど品切れが生じています。消費者のデニムを選ぶ目がその人のセンスというぐらいスタイリッシュになってきています。
新しい動きとしてはライトオンスの薄い生地感のものが売れ筋となっています。また、ブランドはセヌーヌだけでなくセブン・ペーパーなどの新しいブランドが登場してきています。
NYデニムブランドのトップはローガンで、240ドルクラスの商品を得意としています。同社はブリティッシュラインのルームステイト(140ドル)をデビューさせていますが、こちらも快調な売れ足です。
 
ブルーミングデールズ、サックス、フィフスアベニューなどの各デパ−トもデニム売場をリフレッシュし、スペースをさらに拡大。日本でも注目されているジューシークチュールをはじめとしてLAカジュアルが人気商品になっています。
百貨店で気が付いたのはミセスの売場が縮小の方向に向かっていることです。これに反して日本と同様に拡大しているのはメンズファッション売場。スペース的に一番大きいのはメンズアンダー、次いでカジュアルウェア、ネクタイ、シャツ。特にアンダーウェアはスポーツブランドメーカーが商品構成を充実させ、ニューモデルを相次いで打ち出し、一部では品切れが生じていました。
日時 平成16年10月5日(火)
17:30〜19:00
講師プロフィール
<田中智之氏>
宝塚造型芸術大学産業デザイン学部卒業後、デザインルームヒロセ入社。20年間ファッションデザイナーとして活躍し専門紙に執筆。MFU(社団法人日本メンズファッション協会)ファッション審議委員、NDK(社団法人日本デザイン文化協会)大阪支部長などの要職をこなし、倉敷紡績(株)、東邦テキスタイル(株)、(株)ムトウの顧問として活躍する一方、年2回以上、定期的に訪米、アメリカのファッション業界に精通している。
場所 名古屋栄東急イン
名古屋市中区栄3-1-8
丸栄百貨店西方100m
(電話052-251-0109)
講師 ファッションコーディネーター
田中智之先生
会費 1,000円(当日会場にて。学生は無料)
主催 名古屋釦服飾手芸卸協同組合
繊維資材部会・釦部会 共催