2008年のマーケットで注目される
素材、デザイン、カラー及び釦・付属をモデル着用で紹介し、
ニューヨーク・東京の最新情報を解説するセミナーが開催されました。

9月中旬のニューヨークは、とても爽やかな気候で過ごしやすかったです。全体的には、景気は良く、物価も高くなりつつあり、アパレル関連商品も少し高くなっているようにも思えました。
店頭に夏物セール品が見られず、秋物の品揃えも少し遅れているように感じられた。ただ、売れているモノはもうすでにソールドアウトの商品もあり、消費の好調さを少し感じられました。

デニムの話題は、メンズは日本同様目新しいモノがありませんでしたが、レディースは、デザインバリエーションが豊富でニューブランドも登場して活気がありました。

バーニーズニュークでは、従来のスキニーからWIDE LEGの大キャンペーンを各ブランドが展開していました。新デビューのブランドはPROPORTION of BLE、18thAMENDMENTなどである。また、トゥルーレジジョンはSOHOに旗艦店を出したり再浮上してきていました。

釦・付属使いでは、ファスナーをデザインに取り入れたモノが浮上して来ています。スポーツテイストと言う意味ではなく、太目のファスナーをデザインにしてみたりするケースです。レディス・メンズ問わず、ジャケット・デニム・パンツなどに多く見られます。
釦は、大きめクラシックというのが大きなトレンドでしょうか?
モダンよりクラシックの方向に行っているのでしょう。

洋服のデザインがシンプルになってきているので、釦・ファスナーなど服資材で差別する方向は間違いなくやってきているように思います。

講師プロフィール
<田中智之氏>
宝塚造形芸術大学産業デザイン学部卒業後、デザインルームヒロセ入社。20年間ファッションデザイナーとして活躍し専門紙に執筆。MFU(社団法人日本メンズファッション協会)ファッション審議委員、NDK(社団法人日本デザイン文化協会)大阪支部長などの要職をこなし、倉敷紡績(株)、東邦テキスタイル(株)、(株)ムトウの顧問として活躍する一方、年2回以上、定期的に訪米、アメリカのファッション業界に精通している。